長い工事期間を経て、日光の家が完成しました。
伴工務店さん、そして職人の方々の丁寧な仕事により、高い精度で完成をしました。
皆さまに心より感謝いたします。
建て主は、二十代の若いご夫婦です。
雨の降りしきる中、はじめて土地を訪れた時の力強く深い森の印象が残ります。
なるべく樹木を残しながら、間伐を行うところの作業から始まりました。
家は、必要最低限の大きさながらも、のびやかな平屋となったように思います。
互いの距離感を上手く保ちつつ、自然と共生をすることは想像以上に大変かもしれませんが
折り合いをつけながら、豊かに暮らしていくことと思います。
2023.4.1
外構工事を残して、建物が完成しました。
今回も多くの職人の方の力で造ることが出来ました。
工事に関わった方々に感謝いたします。
平面計画において、二つの矩形が組み合わさるような形となっています。
路地状の敷地、かつ都市部の住宅街ですが、振れた矩形により外を望む窓を造ることが出来ました。
そして、敷地の空いた隙間が庭となり、樹木が育っていきます。
これからご家族の生活が始まり、時間の経過と共に、より空間が豊かになっていくことと思います。
2022.12.30
「自然と暮らす家」 X-Knowledge
武蔵村山の家
自然と関わりながら生活をしていく 古来より人に備わる本能のように思います。
少しずつ希薄になったものを元に戻す時期なのかもしれません。
武蔵村山の家では、施主の生活と周辺環境がリズムをとりながら、お互いに作用していると感じます。
書籍は、柔らかい写真と率直で気持ちの良い文章でまとめられています。
ぜひご覧ください。
2022.10.29
建物工事が完成しました。
一年近い時間を掛けて、多くの職人の方の技術力と作業により完成をしました。
地道な断熱気密施工により、軽井沢の環境にも対応するようにしています。
大工工事はもとより、建具、木製窓、家具、漆喰、左官、全てのものが職人の方々の仕事によるものです。
我々に出来る図面という会話手段を用いながら、現場での職人の方とのコミュニケーションを大切にしました。
工事に携わった多くの方々に感謝いたします。
週末住宅としてスタートしますが、永住を視野に入れた間取り、空間としています。そこではゆっくりとした時が流れ、四季と共に、各々の窓から風景が楽しめることと思います。